Description
栃木県宇都宮市立伏町にある「オーガニックファーム龍伏(りゅうぶく)」にて、
自然農・有機農による水稲栽培にて育ったノンケミカルなお米の品種は「イセヒカリ」と言います。
この品種は1989年に伊勢神宮の神田で発見されたお米としても有名です。
現在も伊勢神宮ではイセヒカリ米を、御神饌(ごしんせん:神様に献上する供物)として奉納しているようです。
神様が植えたお米と称されていたため、発見されてから約10年ほどは世に出回ることなくひっそりとしていたようですが、2000年に入ると同時期頃にその存在が認められ、作付け面積が徐々に増えてきました。
イセヒカリの特徴としては、
・食味は硬質であっさりしており、主流品種コシヒカリの食味とは若干異なる
・市場で流通していない
といったことが挙げられており、まだまだあまりメジャーではないお米ですが、食味も良く、健康に良いと言われており、近年注目を集められているようです。
お米は主に「アミロペクチン」と「アミロース」という成分でできていて、各々の含有量でお米の味が変わると言われています。
私たちの食卓に馴染みのあるお米(コシヒカリが多いかと思います)はアミロペクチンの多いモチモチしたお米です。
イセヒカリをコシヒカリだ!と思って食すと、
「あれ?なんかあっさりしているな」
という感想を持たれる方が多いのですが、これは「アミロース」の含有量が多いお米の特徴で、その構造上ブドウ糖の分解に時間がかかるようなんですね。
そのため、一般的に召し上がっているコシヒカリ米などに比べると、糖の吸収がゆるやかで、身体への負担が少ないとされているため、近年は糖尿病の食事療法などに応用できるのではないかとして、期待が高まっているそうです。
(あくまでも個人差がありますので、ご相談等は医療従事者へお願いいたします)
元々「稲(いね)」とは、「いのちのね」という考え方で、私たちの命を養う中心となる食べ物です。
オーガニックファーム龍伏(りゅうぶく)ではノンケミカルにこだわり、自然の恵そのままに育てておりますので、ぜひそのパワーを身体に蓄え、日々の健康増進にお役立てください。
お米の品種を変えるだけで、日々の腸からのお便り(お通じ)にも変化を感じていただけるのではないかと思います^^