こんにちは。Jujuです^^
代表青木の「りゅうぶく農園」では、生態系豊かな場所で、ニホンバレ・イセヒカリ などの無農薬無化学肥料のお米をはじめとし、自然農・有機農が敵う土地にて、農作物をつくっておりますが、今日の主役は「大豆」です。
宇都宮大豆部のメンバーさんが丹精込めて作られた有機農の大豆を使わせていただいての【てまえみそ】ワークショップ。
2023年より発足したまだまだヒヨッコのイベントではありますが、お味噌の大元となる大豆に間違いがないこともあり、年々そのファンを構築しつつあるPIPAS(ピーパス)きっての自慢のワークショップです。
作り方としてはとても簡単で、材料も「大豆、塩、麹、酒粕(これで蓋をするのが代表青木仕込み!)、そして気合いw」ととてもシンプル!
幼児も一緒に泥まみれならぬ大豆まみれ(なんと贅沢な!)になりつつ一緒に作れる【てまえみそ】なんです。
今は日本全国、もっというと世界のどこにいても、材料さえあれば、一緒につくることはできます。
けれどせっかくなら、自然の中で、土の匂いや風のスピードを感じながら、水や火の大切さを学びながら、人と人との温度感によって熟成度をあげながら、、、そういった環境の中で創るからこその格別感は、やっぱり体験してみないとわからないものですね^^
都会に近い生活をしていると、日常の中でなかなか野外で火を1から起こして羽釜でご飯を炊くなんて経験はできませんし、水が貴重な資源であると分かっていても、蛇口をひねれば安心という日常を過ごしていると、目の前に落ちている大切なことを意外と見落としていることってあると思うんです。
我が家の子供たちも、食べ物があることは当たり前でその大切さは絵本で読んで伝えても、家庭内の食卓でいくら説明してもなかなか響きませんでしたが、自然の中で1からつくるという体験を通して「命を大切にする」という意識が備わったなと思います。
そして何より、土に触れ自然と戯れることは、大人も子供も自分自身に還ることなんだなと感じます。
普段は気になるスマホからの連絡も、畑の中ではその存在すらも忘れている自分がいることに驚き、それと同時に心がとても安定していて、ゆっくり温泉に使っている時のようなリラックス効果を得られるから不思議です。
(農園のそばには本物の日帰り温泉もあって、それもまた極上w)
話が少しそれてしまいましたが、お米1粒、大豆1粒の大切さは当たり前ではないということ。
土があり水があり、火があたり風が吹く、自然の摂理があってこそ育つもの。
そしてそれがスピードも良し悪しも「自然である」ことが大切だということ,,,
未来を担う子供たちに今の私たちが何を伝えていけるのだろうと、自然の中ではいつも考えさせられますが、このありのままを素直に伝え続けて行くことなのではないかなと思うのです。
完璧でなくて良い、大きい小さいがあって良い、苦手なところは補い合えばいい。
頭では分かっているつもりでも、活字で見たことのある言葉でも、それを体感体現することは何倍も理解度を高め、次のアクションにつなげるためのきっかけになるように感じています。
自然の種を未来に繋ぐ
PIPAS(ピーパス)として掲げている目標は壮大なことかもしれません。
がしかし、私たち一人一人のちょっとした意識の集合体によって、この目標自体が長きにわたって受け継がれていくことを期待したいと思っています。
毎年3月〜4月にかけて行う「りゅうぶく農園」の【てまえみそワークショップ】
ぜひ次回の案内を楽しみにお待ちくださいませ!